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フォトリーディング東野圭吾『同級生』
JUGEMテーマ:読書


学園ものってあんまり好きじゃありません。著者のノスタルジーにしろ、視線を下げて学生なりきりっぽく描くにしろ、優秀な学生探偵が事件を解決するにしろ、どれもわざとらしさが鼻につくから。

『同級生』はまさに学生探偵モノ。同級生が交通事故に遭って死んでしまうところから事件が始まります。主人公の少年の行動が痛快であり、無謀であり、あの当時だったらついやってしまいそうで、ぐいっと引き込まれてしまいました。

最後はどろどろした愛憎劇になるんだけど、その必然性や説得力が感じられて、謎解きをワクワクして読むことができました。

東野圭吾の小説では、ついこの間に『天空の蜂』という鳴り物入りの国家サスペンス大作も読みました。この『同級生』と比べると、肩に力が入っていすぎで読んでいてつらかったです。作者なりにがんばったんでしょうけど、情景が浮かばない小説は苦痛です。

そのあとに読んだ『同級生』は、そんな苦痛から解放され、まさに読書の快楽に導いてくれた点で、とってもいい小説でした。


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2009/11/25 4:27 PM posted by: 藍色
こんにちは。同じ本の感想記事を
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2009/11/25 4:03 PM posted by: 粋な提案
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