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タスポは中高生の喫煙防止に役立っているか
昨日の朝日新聞の記事にこのようなことが書いてありました。

タスポ利用中高生、大幅増 喫煙防止効果薄れる

 たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ(taspo)」が未成年者の喫煙を防ぐ効果が薄れているらしいことが、厚生労働省研究班(代表者=大井田隆・日本大学教授)の調査でわかった。たばこを毎日吸っている中高生の使用経験が6割を超え、2年前の4割より増加していた。

 昨年10月〜今年2月、全国の中高生約10万人から回答があった研究班のアンケートによると、毎日たばこを吸っているという1612人の63%が「タスポを使ったことがある」と答えた。2008年調査では42%で、大きく増えていた。月に1日でも吸ったことがあるという3852人でみても、今回は46%と、前回の29%より増加した。

さて、これを読んでどのようなことがわかるでしょうか。

まず確実な事実。
・たばこを毎日吸っている中高生は10万人アンケートで1612人いた。
・そのうちタスポ使用経験者が2割から6割へ上昇した。
・月に一回でも吸ったことがあるという人は3852人だった。
・そのうちタスポ使用経験者が29%から46%へ上昇した。



これだけの情報では「タスポの喫煙防止効果が薄れた」という結論を
論理的に説明することはまったくできませんよね。

一番重要なのは、たばこを吸っている中高生が増えたのか、減ったのか

中高生にタスポの使用経験者の比率が増えたとしても、そもそも総喫煙者が減っていたら
使用経験者の数も必ずしも増えているわけではなくなります。

またタスポの喫煙防止効果については、面倒だからとタスポ導入自販機が敬遠され
かわりにコンビニでの対面販売が増えてきたことから、むしろトータルでの喫煙防止
効果があると言えなくもありません。



このように、新聞やマスコミの記事は「主張」であって「データ」としては不十分。
主張ありきで、そのためのデータが集められているのがマスメディアの特徴です。

マスコミでは情報を集めているように見えて、実は他人の主張を無批判に受け入れることに
なりがちです。これはビジネス書などの本もまったく同じ。



「まだちゃんと理解していない」「まだ全部読んでいない」「間違っているかもしれない」
それは他人の主張を無批判に受け入れる姿勢そのものです。

批判的に読むか、何を主張したいのかを読むか、そもそも必要なところしか読まない。
それが積極的な読書です。



私が教えるフォトリーディングでは、そのような情報とのつきあい方において
非常に洗練された型を身につけることができるものだと考えています。

またマインドマップ・アドバイザー講座ではマインドマップと論理思考について
徹底的に考察し、なぜマインドマッパーは論理思考が強いのかを学びます。



フォトリーディングマインドマップがすべてだとは思いませんが
どちらも多くのビジネスマンが活用して結果が出ている手法ですし
「フォトリーディングやマインドマップでいいじゃん」(笑)



私はマインドマップからはじめ、フォトリーディング、全脳思考と
だんだん教えるものが増えてきちゃってサイトが混乱。

ようやく今週一週間である程度情報を整理しました。
まだ充分ではありませんが、是非一度チェックしてみて下さい。

マインドマップ・フォトリーディング・全脳思考の公認講師
玉川一郎 Official Site
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Comment
2011/07/15 7:53 PM posted by: CAZ
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、読み取れる事実は、煙草を吸ってると"回答した"中高生が1612人ではないかと(^^;
このようなアンケートの場合、吸っていても吸っていないと答える可能性も高くなりまする(^^;
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